【医師監修】ニキビ跡ができる原因と予防

2023年5月11日

自己ケアでは治らないニキビ跡は医療で改善できます

東京都内の美容クリニック勤務の30代です。
患者さんの沢山のお悩みを親身に受け止め治療しています。

私自身も美容に関心があり、医師としての観点から最も効果の高いサービスを選んでおります。
私も同じようにニキビ跡で悩んでいたことがあり、鏡を見るたびに、あのニキビができた時の後悔と共に、ずっと消えない傷跡が目について気が滅入りますよね。しかし、あきらめないでください。今は、ニキビ跡治療に特化したクリニックが増えています。私も治療を始めたことで、自信を取り戻すことができました。治療は自分で何とかしようと頑張っても改善が難しいものです。プロの手で治療することで、悩みから解放されることができるかもしれません。ぜひ、自分に合ったクリニックを探してみてください。

ニキビ跡ができる原因について

ニキビ跡は、ニキビが治癒する際に生じる皮膚の炎症や破壊によってできるとされています。具体的には、ニキビができると、皮膚の表面にある毛穴が詰まり、炎症を引き起こしてしまいます。この炎症は、赤く腫れた状態でニキビができている状態となります。

このような状態で、炎症が治まるまでに時間がかかる場合や、自分で潰してしまうなどして炎症を悪化させてしまうと、皮膚の中にあるコラーゲンやエラスチンといった線維が傷ついてしまい、ニキビ跡ができてしまうと考えられています。

また、過剰な紫外線によっても、皮膚の炎症を悪化させたり、色素沈着を引き起こしたりすることで、ニキビ跡ができてしまうことがあります。

以上のような原因によって、ニキビ跡ができると考えられています。ただし、人によってニキビやニキビ跡の状態は異なるため、個別の原因や治療法については、専門医に相談することが必要です。

ニキビには大きく分けて2つの種類があります

炎症性ニキビ炎症性ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、その周りに炎症が生じたものです。赤く腫れて痛みがあり、潰してしまうと赤いシミやクレーターができることがあります。主に思春期に発生し、加齢と共に減少します。
非炎症性ニキビ非炎症性ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、白い頭を持ったものや黒ずみができるものです。白い頭は閉鎖性粉瘤（ミリア）とも呼ばれます。通常、痛みはなく、潰しても痛みや赤みは起こりません。主に成人期に発生し、加齢と共に増加します。

ニキビには他にも、膿疱型ニキビ、結節性ニキビ、嚢胞性ニキビ、深在性ニキビなどがありますが、これらは炎症性ニキビに分類されます。

年齢別ニキビは主に3種類

若年性ニキビ（10代〜20代前半）この年齢層では、皮脂の分泌量が増加することが原因で、T字帯を中心に発生することが多いです。また、ホルモンバランスの変化やストレスもニキビの原因となります。
成人ニキビ（20代後半〜40代）この年齢層では、ホルモンバランスの変化やストレス、乾燥などが原因となり、頬やあごなどの顎周りに発生することが多いです。
中年性ニキビ（40代以降）この年齢層では、ホルモンバランスの変化や加齢による肌の機能低下などが原因となり、目の周りや口元に発生することが多いです。また、紫外線による肌のダメージもニキビの原因となることがあります。

ニキビ跡を治す方法

ニキビ跡の種類によって異なりますが、一般的には以下のような方法があります。

化粧品の利用：ビタミンC誘導体やレチノール誘導体が含まれる化粧品を使うことで、肌のターンオーバーを促進し、ニキビ跡の改善が期待できます。
ピーリング：皮膚表面の古い角質を除去することで、ニキビ跡を改善することができます。ただし、過剰に行うとかえって炎症を引き起こす恐れがあるため、医師に相談することをおすすめします。
レーザー治療：レーザー治療を行うことで、肌表面の古い角質や色素沈着を取り除き、ニキビ跡を改善することができます。ただし、施術による炎症や色素沈着、肌の乾燥などのリスクがあるため、医師に相談することが必要です。
ダーマローラー治療：針のついたローラーを使い、肌表面に微小な穴を開けることで、コラーゲンの生成を促進し、ニキビ跡の改善が期待できます。ただし、誤った使い方をするとかえって肌を傷めてしまうため、注意が必要です。
注入治療：ヒアルロン酸などの注入治療により、ニキビ跡を埋めることができます。ただし、医師によって得意分野が異なるため、専門医に相談することをおすすめします。

医療機関でニキビ跡を治療する場合、以下の点に注意する点

診断の正確性を確保する

ニキビ跡の種類によって治療方法が異なるため、正確な診断が必要です。自己判断や自己処置は避け、医師の診断を受けましょう。

医師の資格と経験を確認する

美容皮膚科などの医師が適切な治療を提供する場合がありますが、専門の医療機関で治療を受けることをお勧めします。医師の資格や経験、治療実績を確認して、信頼できる医療機関を選びましょう。

治療費の見積もりを確認する

ニキビ跡の治療費は、治療の種類や治療回数、医療機関によって異なります。治療前に費用の見積もりを確認して、自分の予算に合わせて治療を受けるようにしましょう。

治療後の経過観察を怠らない

治療後は、医師の指示に従って適切なケアを行い、定期的に医師の診察を受けましょう。治療後の経過観察が不十分だと、再発や合併症のリスクが高まります。

治療方法について十分に理解する

ニキビ跡の治療方法には、レーザー治療、ピーリング、ダーマブレージョンなどがあります。医師から説明を受け、治療方法や効果、リスクなどについて十分に理解してから治療を受けましょう。

ニキビ跡の治療方法はさまざまです。
自己判断で治療を行うとかえって炎症を悪化させることもあるため、医師に相談して適切な治療方法を選ぶことがニキビ跡の改善につながるでしょう。

医師がおすすめするニキビ跡治療ができるクリニック5選

品川美容外科

出典：品川美容整形外科

品川美容整形外科の代表的なニキビ跡の治療は以下にあります。

レーザー治療
光治療
ピーリング
内服薬
美肌注射プレミアム

なかでもおすすめはフラクショナルレーザーです。

フラクショナルレーザーの効果とは

皮膚再生：フラクショナルレーザーは、微細なレーザービームを皮膚に照射することで、皮膚の再生を促します。これにより、ニキビ跡の凹凸や色素沈着を改善する効果が期待されます。
コラーゲン生成: フラクショナルレーザーの照射により、皮膚の中に微小な損傷を与えます。これによって、皮膚が自然に修復され、コラーゲンの生成が促進されます。コラーゲンは皮膚のハリや弾力を与えるため、ニキビ跡の改善に寄与します。
色素沈着の軽減: ニキビ跡には、赤みや茶色の色素沈着が見られることがあります。フラクショナルレーザーは、色素沈着のある部分に対してレーザーを照射することで、色素沈着を軽減する効果があります。
皮膚の滑らかさの改善: フラクショナルレーザーは、皮膚表面の凹凸を均一化する効果もあります。

フラクショナルCO2レーザーのダウンタイムとは

フラクショナルCO2レーザーは、特徴的な短いダウンタイムを持っています。治療後すぐに、全体的なほてりや赤み、ひりひりするような感覚が現れることがありますが、約1日で改善されます。一時的な症状として、くすみが強く現れることもあります。ただし、ダウンタイムの長さや症状には個人差がありますので、あくまで目安として考えてください。

初回は3920円とコストを抑えられるため人気の治療になっております。